トルコのエルドアン大統領は16日、フィンランドとスウェーデンの北大西洋条約機構(NATO)加盟を支持しないと改めて表明し、両国はトルコに説得のために代表団を派遣する必要はないと述べた。

エルドアン大統領は13日、「多くのテロ組織の本拠地」になっているとして両国のNATO加盟を支持しないと表明していた。

エルドアン大統領は、トルコに対する制裁措置を導入した国のNATO加盟に反対すると表明。フィンランドとスウェーデンは2019年のトルコによるシリア侵攻を受け、トルコに対する武器輸出を禁止している。