米フィラデルフィア地区連銀のハーカー総裁は18日講演で、 「向こう数週間のうちにデータに大きな変化がなければ、6月と7月の連邦公開市場委員会(FOMC)で0.50%ポイントの追加利上げが決定されると予想している」とし、「その後は、インフレがFOMCのインフレ目標に向かっていると確信できるまで、慎重な(measured)ペースで利上げが続けられる」との見方を示した。今年の米経済成長率は3%になると予想。

FRBはバーナンキ元議長の下で、2000年代半ばの一連の0.25%ポイントの利上げを「慎重な(measured)」ペースと形容していた。