米フィラデルフィア地区連銀が19日発表した5月の連銀業況指数は2.6と4月の17.6から低下し、2020年5月以来2年ぶりの低水準となった。事前予想は16.0だった。

従業員指数が前月の41.4から25.5に低下し、21年5月以来1年ぶりの低水準。支払い価格指数も84.6から78.9に低下し、3カ月ぶりの低水準となったが、引き続き過去最高水準を維持。

業況6カ月予測は8.2から2.5に低下。世界金融危機下にあった08年12月以来13年超ぶりの低水準に落ち込んだ。設備投資の6カ月予測は19.9から9.6に低下し、16年2月以来の低水準となった。