国際原子力機関(IAEA)四半期報告書で、イランの3カ所の未申告施設でウランの痕跡が検知された問題について、同国が引き続き信頼に足る説明をしていないと指摘した。

報告書には「イランはIAEAがこれらの施設で(ウラン粒子の痕跡を)検知した件に関して、技術的に信頼できる説明を今のところ提供していない。

また、イランが60%まで濃縮度を高めたウラン貯蔵量が9.9キログラム増えて43.1キログラムになったと推定された。濃縮度が約90%になると、「核兵器級」とみなされる。