yen

昨晩のドル円は、前週末比1円10銭円安・ドル高の1ドル=131円85〜95銭で終えた。一時は132円01銭と2002年4月以来、20年ぶりの安値を付けた。

米長期金利が3%を上回り、日米金利差の拡大を受けて円が売られた。5月の米雇用統計が労働市場の堅調さを示し、米連邦準備理事会(FRB)が積極的な金融引き締めを続けるとの観測が引き続き材料視された。

euro

ユーロは対ドルで続落し、前週末比0.0025ドル安い1ユーロ=1.0690〜0700ドルで終えた。ECBの利上げ観測からユーロ買いが先行したが、ECB理事会を控えた様子見姿勢からユーロの上値は抑えられた。