国際原子力機関(IAEA)報告書によると、同理事会が今月、イランの未申告の施設からウラン粒子が検知された問題に懸念を示す決議を採択したことに対して、イランがウラン濃縮を加速させるため、中部フォルドウの地下施設で高性能遠心分離機「IR6型」使用を準備している。必要な濃縮度を効率良く得られるようになる可能性を指摘。

報告書によると、IAEAの査察官が18日、IR6型が連なる2つのカスケードの2つめに六フッ化ウランの注入をする準備ができていることを確認。イランは20日、IAEAにカスケードの作業プロセスが19日に始まったことを通告したという。

イランはこれまでにIAEAに対し、IR6型の2つのカスケードが5%ないし20%の濃縮のために用いられる可能性があると通告している。