ドイツのハベック経済相は6日、現在見られているエネルギーの供給不足でドイツ経済が景気後退(リセッション)に陥るほか、信用収縮が引き起こされる恐れがあるとの見方を示した。

ハベック経済相はミュンヘンで開かれたイベントで「投機的な動きと化石燃料を巡る動向だけでも、すでにリセッションに陥るリスクが存在している」と指摘。

政府はエネルギー安全保障のための法律を強化するとし、エネルギー供給の安全性を確保するために一部の株主の意に反して大手エネルギー企業に資本を提供する可能性があると述べた。