プーチン大統領は7日、クレムリンで行われた下院各会派代表らとの会合でウクライナでの軍事作戦開始により「米国中心の世界秩序は根本的に壊れ、欧米は既に敗北した」と述べた。

「戦場でロシアに勝ちたければ試してみたらいい」とも述べ、ロシア軍を撤退させてから停戦交渉に応じるとしているウクライナのゼレンスキー政権と、軍事支援する欧米を強くけん制。交渉は拒否しないが「戦闘が長引くほど和平合意は困難になる」と警告した。

「われわれはまだウクライナで本腰を入れていない」とも強調して攻撃強化の可能性を示唆した。