ロシアのラブロフ外相は20日、国営メディアのインタビューで、3月下旬のウクライナとの和平交渉で突破口が開けなかったことを受け、状況は変化したと指摘。「もはや(親ロシア派勢力が統治する)ドネツク人民共和国やルガンスク人民共和国のみではない。(南部)ヘルソンやザポロジエ地域、他の多くの地域も含まれる」とし、制圧を目指す地域をドンバス地域から拡大していることを明示した。

さらに、西側諸国がウクライナによる交渉よりも戦闘を支持しているとし、ウクライナとの和平交渉は現時点で意味がないという認識を示したほか、西側諸国がウクライナに対し高機動ロケット砲システム「ハイマース」などの武器供給を続ければ、ロシア軍による地理的な作戦が「現在のラインからさらに拡大する」と警告した。