財務省が21日発表した2022年上半期(1〜6月)の貿易統計速報(通関ベース)によると、輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は7兆9241億円の赤字となった。赤字幅は14年上半期の7兆6282億円を上回り、比較可能な1979年以降、半期として過去最大。


輸出額、輸入額とも半期として過去最高を更新したが、輸入の急増が輸出の増加を大幅に上回った。輸出額は鉄鋼や電子部品の伸びなどで、前年同期比15.2%増の45兆9378億円。輸入額は原油や石炭、液化天然ガス(LNG)が膨らみ、37.9%増の53兆8619億円だった。

 
6月の貿易統計では、輸入額が月単位で初めて10兆円を超え、貿易収支は1兆3838億円の赤字となった。赤字は11カ月連続。

6月のロシアとの貿易収支は1141億円の赤字。輸入額ではLNGが前年同月比2.2倍となった一方、原油はゼロとなった。