米GDP速報値

第2・四半期の米実質国内総生産(GDP)速報値は、年率換算で前期比0.9%減と、2四半期連続で縮小。

市場予想は0.5%増だったが、2.1%減から2%増まで幅があった。

第1・四半期のGDPは1.6%減だった。2四半期連続のマイナス成長は「テクニカルリセッション」の定義とされる。

景気の拡大・後退の転換点を判定する全米経済研究所(NBER)は、リセッションを「経済全体に広がる経済活動の著しい低下が数カ月以上続き、生産、雇用、実質所得、その他の指標に影響が通常見られるもの」と定義している。