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週末のNY原油(9月限)は反発した。前日比0.47ドル高の1バレル89.01ドルで終えた。朝方に一時、87.01ドルと期近物として6カ月ぶりの安値をつけた後、持ち高調整や割安とみる買いが入った。

7月の米雇用統計が強気の数字となり、9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で大幅な金利引き上げ観測が台頭から下げ幅を拡大し、一時87ドルに接近する下落となった、しかし米労働市場が好調を示す数字となり、需要減少に対する警戒感が和らいだことで買い戻され反発に転じた。ガソリン価格が買い優勢で推移したことも支援材料となり、小高い状態を維持して引けた。