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昨晩のドル円は、前日比10銭円安・ドル高の1ドル=144円80〜90銭で終えた。米長期金利が一時3.99%と2010年4月以来、12年ぶりの水準に上昇し、日米金利差の拡大を手がかりとした円売り・ドル買いが優勢だった。

27日はセントルイス連銀のブラード総裁がインフレ抑制のために粘り強く金融引き締めを続ける必要性を主張し、ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁は「現在の引き締めペースは適切だ」と述べた。

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ユーロは対ドルで6日続落し、前日比0.0015ドル安い1ユーロ=0.9590〜0.9600ドルで終えた。イタリアで極右政権が誕生する見通しとなり、同国や欧州経済を取り巻く不透明感が一段と強まった。