デンマークのフレデリクセン首相は27日、ロシアと欧州を結ぶ天然ガスパイプライン「ノルドストリーム」と「ノルドストリーム2」で発見されたガス漏れについて、「意図的な行為によるもので、事故ではない」という当局の判断を明らかにした。

ヨルゲンセン気候・エネルギー相によると、パイプラインには大きな穴が開いており、穴のサイズは事故が原因のようには見えず、当局は爆発による損傷と判断していると述べた。


ブリンケン米国務長官は27日、ロシアと欧州を結ぶ天然ガスパイプライン「ノルドストリーム」と「ノルドストリーム2」で発見されたガス漏れについて、攻撃や破壊工作による可能性があるという報道を米政府は確認していないとした上で、仮に破壊工作であれば、誰の利益にもならないと述べた。