戦争犯罪を調査する米国のバンシャーク国際刑事司法担当特使は21日、ウクライナ軍がロシア人兵士をその場で処刑したとされる疑惑を注視しているとし、紛争で虐待行為を行った当事者は全員責任を問われると述べた。

ロシア国防省は18日、ソーシャルメディアに投稿された動画を基に、ウクライナ軍がロシア人捕虜を処刑し、戦争犯罪を行ったと非難した。動画では、降伏したとみられるロシア人らしき兵士らが地面に横たわっており、その後銃声が鳴り響き、12体ほどの遺体が映し出される。

先週の欧州大戦ギリギリの瀬戸際以降、ゼレンスキー離れの動きが強まっている感触。

ロシアだけが一方的に悪いと言う論調に、ようやく変化の兆し。

まともに考えれば、プロパガンダ合戦の中、戦争状況と言うことは、双方ともに悪いことを行っていると考えるのが普通。これまでは、ウクライナ寄りの論調が西側では当然と言えば当然で、多かったが、ゼレンスキー大統領のいう通りにやって、最悪な事態(欧州大戦・世界大戦)に陥ることは、絶対に回避すると言う主要国の強い意志が先週は確認された。

ウクライナは西側の支援がなければ、戦争継続はできない。

停戦協議の開始が近づくだろう。