昨晩のドル円

昨晩のドル円は、前日比80銭円安・ドル高の1ドル=133円35〜45銭で終えた。

2022年12月のADP全米雇用リポートで非農業部門の民間雇用者数の伸びは前月比23万5000人と市場予想（15万3000人）を上回った。週間の新規失業保険申請件数は前週から減少した。堅調な労働市場が賃金上昇圧力を強め、インフレ抑制に向けたFRBの金融引き締めを長引かせるとの見方が広がった。米長期金利が上昇し、日米金利差の拡大も円売り・ドル買いを勢いづけた。



ユーロは対ドルで反落し、前日比0.0085ドルユーロ安・ドル高の1ユーロ=1.0515〜25ドルで終えた。FRBが高水準の政策金利を長く維持するとの観測から対ユーロでもドル買いが優勢だった。