中国は2023年原油輸入枠第2弾を設定し、第1弾と合わせて昨年同時点より20%拡大した。

商務省の文書によると、独立系製油所を中心に44社に1億1182万トンの輸入枠が付与された。

昨年10月に21の製油所に付与された23年分の2000万トンと合わせると1億3182万トンとなり、22年第1弾で設定された1億0903万トンを上回った。

中国最大の民間製油所を運営する浙江石油化工(ZPC)は最大の2000万トンの輸入枠を獲得。昨年の水準から変わらなかった。 恒力石化は1400万トン、盛虹石化が新たに操業した日量32万バレルの製油所は800万トンの輸入枠を得た。