
昨晩のNY金(2月限)は、キング牧師生誕記念日に伴う休場。
時間外取引は再開しており、押し目買い基調継続。
2022年3月高値〜2022年11月安値までの下げ幅に対する61.8%戻しを達成しており、日銀金融政策決定会合(1/17-18)を控えて、一旦は、利食い先行、様子見ムードが高まりやすい地合い。
いつになく、海外勢も日本(日銀)の動向に関心が集まっている。
仮に、円高ドル安に振れた場合、ファーストアクションでは、円建て金は円高に反応しそうだが、ドル安・NY金高も同時に起きると思われ、押し目はすぐに買い直されるだろう。
一方、無風通過の場合は、円安ドル高への自律反発が予想され、円建て金のボックス相場放れ待ちが継続しそうだ。
南ア電力危機も買い材料。南ア国営電力会社エスコムは10日、複数の発電ユニットの故障により、追って通知するまで「ステージ6」の計画停電を実施すると発表。最大6000メガワットの発電能力が失われ、大半の世帯が少なくとも1日6時間の停電に見舞われている。
金鉱山や白金鉱山の操業中止・供給懸念が材料視されそう。