ワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)によると、中央銀行による昨年の金購入は1136トン(700億ドル相当)と、1967年以降で最高だった。
1990年代、2000年代は、西欧を中心に中銀が多くの金を売却したが、08─09年の金融危機以降は、欧州の中銀が金売却を中止。ロシア、トルコ、インドなど金を購入する新興国の中銀が増えている。
中銀による金の購入は、新型コロナウイルス流行で落ち込んだが、昨年下半期に購入が加速した。昨年7─12月の購入量は862トンだった。
トルコ、中国、エジプト、カタールなどの中銀は昨年、金を購入したことを明らかにしたが、中銀による金購入の約3分の2は、情報が公開されていない。
昨年の世界の金需要は前年比18%増の4741トンで、11年以降で最高だった。
1990年代、2000年代は、西欧を中心に中銀が多くの金を売却したが、08─09年の金融危機以降は、欧州の中銀が金売却を中止。ロシア、トルコ、インドなど金を購入する新興国の中銀が増えている。
中銀による金の購入は、新型コロナウイルス流行で落ち込んだが、昨年下半期に購入が加速した。昨年7─12月の購入量は862トンだった。
トルコ、中国、エジプト、カタールなどの中銀は昨年、金を購入したことを明らかにしたが、中銀による金購入の約3分の2は、情報が公開されていない。
昨年の世界の金需要は前年比18%増の4741トンで、11年以降で最高だった。