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昨晩のNY金(4月限)は小反落した。前日比2.5ドル安の1トロイオンス1942.8ドルで終えた。

米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を午後に控え、方向感に乏しくもみ合った。予想以下の全米雇用統計が支援要因になったが、買い一巡後は利食い売りなどが出て上げ一服となった。米FOMC後はドル安を受けて押し目を買われ、1969.4ドルまで上昇した。

米FOMCではフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を0.25%ポイント引き上げた。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が会見で「引き締め過ぎは望んでいないし、その動機もない」と述べると、米長期金利が低下、ドル安に振れ金は買いが優勢となった。