
昨晩のNYダウは反落し、前日比530ドル49セント安の3万2030ドル11セントで終えた。
ナスダック総合株価指数は3日ぶりに反落した。前日比190.153ポイント安の1万1669.956で終えた。
米連邦準備理事会(FRB)はFOMCでは政策金利を0.25%引き上げ、4.75〜5.0%とすることを決めた。四半期に一度公表する政策金利見通しでは、2023年末時点で5.1%(中央値)と前回の昨年12月の予想から変えなかった。パウエル議長は記者会見で「委員らは年内の利下げを基本シナリオとしていない」と述べた。
パウエル議長は量的引き締め(QT)についても「変更すべき兆候はない」と指摘。金融システム不安が高まる中で、引き締め姿勢を和らげるとの観測が一部にあっただけに投資家の手じまい売りを誘った。株式相場はパウエル議長の記者会見が終了した後に下げ幅を広げた。