ロシア政府は昨年9月に起きたロシアと欧州を結ぶ天然ガスの海底パイプライン「ノルドストリーム」の爆破について、損害賠償を求める可能性がある。

RIAノーボスチ通信が27日、ロシア外務省のビリチェフスキー経済協力局長の話として伝えた。

同局長は「今後、損害賠償の問題を持ち出す可能性を排除しない」と発言。損害賠償を請求する相手については明らかにしなかった。

ノルドストリームの今後については「現時点では今後について語るのは非常に難しい。専門家によると、全体としては損傷を受けたパイプラインを復旧することは可能だ」と述べた。