黒海を通じてウクライナ産穀物を輸出するための同国とロシア、トルコ、国連の合意が2カ月間、延長されることになった。トルコのエルドアン大統領が17日、発表した。18日が更新の期限で、ロシアが難色を示していた。

当初22年7月からの120日間が期限だった穀物合意は22年11月に延長された。ロシアは23年3月の再延長には難色を示し、5月18日までの2カ月間に期間を短縮していた。

穀物合意と並行して、ロシアは欧米の制裁で滞っている自国産の食料や肥料の輸出も拡大させるよう国連が調整することでも合意した。