「OPECプラス」は4日、協調減産の枠組みを2024年末まで延長すると決めた。サウジアラビアは独自に日量100万バレルを7月に追加減産すると表明した。

サウジは100万バレルの減産について7月以降も続ける可能性があるとした。これとは別に、アラブ首長国連邦(UAE)などOPECの一部の国とともに5月から取り組んでいる自主減産を24年末まで延長すると表明し、UAEなども同調すると発表。

「OPECプラス」声明で、協調減産に加わる国々の24年の生産量を合計で日量4046万バレルに設定したと発表した。ロシアやナイジェリア、アンゴラの割り当てを減らす一方、生産余力のあるUAEは引き上げた。

次回の閣僚級会合は11月26日にウィーンで開く。