ブラジルのルラ大統領は22日、BRICSは新興国・途上国の組織化を目的としており、米国や主要7カ国(G7)に対抗するためのものではないと述べた。これは当然ながら、外交面から米国向けリップサービス。
自国通貨決済を進めるということは、ドル基軸通貨体制への挑戦である。
イランのフセイン元大統領は、かつて、ドル基軸通貨体制に臨み、抹殺されたが、今回は経済的にも大きくなったBRICSが相手で、米覇権・ドル基軸通貨体制を支えてきたペトロダラー体制に揺らぎが出てくるのは間違いない。
習近平国家主席は「今回のサミットがBRICSメカニズムの発展における重要なマイルストーンになると確信している」と述べた。
習氏は南アのラマポーザ大統領と二国間会談を行った。ラマポーザ氏は、両国はBRICSの拡大に関して「同様の考え」を持つと述べた。
一方、サリバン米大統領補佐官(国家安全保障担当)は22日、「BRICSは非常に多様な国の集まりであり、重要な問題ついては見解の相違がある」と指摘。米国はBRICS諸国が地政学的な競合相手になるとは考えていないと述べたが、どちらかというと負け犬の遠吠えに近い感触。
自国通貨決済を進めるということは、ドル基軸通貨体制への挑戦である。
イランのフセイン元大統領は、かつて、ドル基軸通貨体制に臨み、抹殺されたが、今回は経済的にも大きくなったBRICSが相手で、米覇権・ドル基軸通貨体制を支えてきたペトロダラー体制に揺らぎが出てくるのは間違いない。
習近平国家主席は「今回のサミットがBRICSメカニズムの発展における重要なマイルストーンになると確信している」と述べた。
習氏は南アのラマポーザ大統領と二国間会談を行った。ラマポーザ氏は、両国はBRICSの拡大に関して「同様の考え」を持つと述べた。
一方、サリバン米大統領補佐官(国家安全保障担当)は22日、「BRICSは非常に多様な国の集まりであり、重要な問題ついては見解の相違がある」と指摘。米国はBRICS諸国が地政学的な競合相手になるとは考えていないと述べたが、どちらかというと負け犬の遠吠えに近い感触。