本日の商品市場は全面安の展開。リーマンブラザースの破綻も市場のコンセンサスと乖離したものだったが、米下院が救済法案を否決したのは、事前に可決が確実視されていただけにサプライズなどという生易しいものでなかった。
 
 法案通過でも、米国金融機関の損失処理、資本不足対応、最悪の場合の公的資金注入はこれから始まる訳で、混乱は継続する見通し。
 
 短期的には、今晩予定されている、ブッシュ大統領の緊急会見が焦点。市場関係者は藁にもすがる想いだが、レームダックが意識されるようなら、効果は限定的との声も強い。

 強力なメッセージを市場に与える事ができるか否か、マーケットは注視しているが、予定されていた時間が後ろにずれた模様。ギリギリの駆け引きが行われている。



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