米ビッグスリーは昨日、米議会に事業再建計画を提出。この計画を巡り、今週中にも米議会で公聴会が開催される予定。
 ペロシ下院議長は「(自動車メーカーの破綻は)選択肢にない」と発言。また、リード民主党上院院内総務は「8日までに何らかの自動車業界救済法案の準備が整う」と述べた。ホワイトハウスのフラット報道官は、「自動車メーカーの再建策は時間をかけて評価する」とコメント。

 事業再建計画を巡る議論の行方に注意。昨日発表された11月米自動車販売は前年比37%減少。ABC/ワシントンポスト消費者信頼感指数は、直近の最低水準を更新。

 本日は、豪3QGDP、英11月サービスPMI、ユーロ圏10月小売売 上、米11月ADP全米雇用報告、11月非製造業ISMなどに注目。ADP全米雇用報告が予想よりも弱い結果となれば、週末の「米11月雇用統計の弱い数字に対する観測」→「Fed利下げ期待の高まり」→「円高ドル安」に繋がる可能性。
 同指標は非農業部門雇用者数よりも強めに出る傾向があるため、強い結果となったとしても、影響は限定的か。

 クロズナーFRB理事、ラッカー・リッチモンド連銀総裁の発言、ベージュブックにも注目したい。



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