当欄で中国の動きに注意と書いたが、昨晩のガイトナー財務長官による『IMFの特別引出権(SDR)の使用拡大についてオープン』との発言が、23日に中国から提案された『ドルに代わってSDRを世界の準備通貨にする』を容認すると見なされ、ドルは対主要通貨で下落となった。
 すぐに、ガイトナー財務長官が『基軸通貨としてのドルの地位は不動』と発言した事で、短時間に1円下落、1円反発という乱高下となったが、こうした発言が出てくるのは、単純な失言でない限り、米国が本音では「ドル安政策」を採りたいという姿勢があるとマーケットが読んだ為。

 スイスがユーロ買い介入を実施して以降、保護主義の高まりや、自国通貨の切下げ競争に対してマーケット参加者が敏感になっており、4月のG20に向けて、関係各国の発言で乱高下する地合は継続しそう。

 本日は、ガイトナー財務長官の議会証言に加えて、多くのFed高官の発言が予定(ダラス連銀総裁講演、リッチモンド連銀総裁講演、ミネアポリス連銀総裁講演)されている。
 経済指標では、米新規失業保険申請件数、米10-12月期GDP確報値などが注目材料。

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