16日付の英紙デーリー・テレグラフによると、中国の国家備蓄局(SRB)が、銅など工業用金属を盛んに購入し、その規模は商業用の理由で行う通常の在庫積み増しを超えている模様。SRBは銅、アルミ、亜鉛、ニッケルのほか、チタニウム、インジウム、ロジウムなど希少金属も備蓄しているという。

 同紙は、「中国が米財務省証券(国債)やドル保有から多様化するため金属を購入しているのは確実」「中国政府は外国債の代わりとして、金属を備蓄するという戦略的な決定を下したのかもしれない」との見方を示している。

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