本日、東京・芝で、トリシェECB総裁の講演があったが、要旨は以下の通り。

・ユーロ圏のファイナンス構造を全面的に考慮する
5月7日に非標準的措置について決定
・非標準的措置に関する期待の創出や助長を避けることが重要
・非標準的措置、銀行の積極的な参加を伴って実施する必要
・目先のニーズと長期的持続可能性の適切なバランスを維持する必要
・ユーロ圏の長期インフレ期待、物価安定に沿った水準を維持している
・金融監督の範囲や権限を拡大する必要
・財政・金融刺激策を支えるため、財政の持続可能性と物価安定にコミットする必要
・2009年は困難な年に、2010年には回復の見通し
・強いドルは国益にかなうとの米国の認識を評価する

 マーケットはユーロ売りで反応。

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