BOA(バンク・オブ・アメリカ)の決算発表は、純利益が前期比3.5倍と予想を上回る一方、貸倒引当金が133億ドルと2.2倍に膨らんだことが嫌気され、金融株が大幅下落。金融機関のストレス・テスト(資産査定)の結果が報じられているのではないか?との噂(後に否定)も、金融株の下落要因に。BOAは、メリルリンチ買収のために追加公的資金の注入観測も出てきた。

 株式市場の中間反騰は終わったか否か?マーケットの風向きは変わったか否か?が焦点だが、今晩は、モルガン.スタンレーの決算がある。ここで金融機関の決算発表の山を越えることとなるが、政府資金の返済が噂されるだけに決算は好調見通し。

 金融機関以外のハイテク業界の決算にも注目したい。

 ハイテクが下支えられるなら、中間反騰下の押し目と考える。

にほんブログ村 先物取引ブログへ
  にほんブログ村 先物取引ブログ 先物投資情報へ