z-flag本日は海軍記念日。明治38年(1905年)。当時最強と言われたロジェストウェンスキ−提督率いるロシアバルチック艦隊と日本海軍が対馬沖の日本海で2日間に亘る壮絶な砲雷撃戦。
 旗艦「三笠」に座乗する東郷平八郎元帥率いる帝国海軍連合艦隊が3隻を残しすべて撃沈。残る3隻もすべて捕獲するという大戦果を挙げ、ロシア海軍は事実上崩壊、日露戦争は一気に終結に向かった。この日本海海戦の大勝利を記念して海軍記念日は制定されました。

 長期化した日露戦争は、この決戦に敗れたら、日本は独立を失い、ロシアに植民地化される事態も想定されていました。そこで決戦を前に東郷元帥は「皇国ノ興廃コノ一戦ニアリ。各員一層奮励努力セヨ」の訓示と共に旗艦「三笠」のメインマストに信号旗の「Z」旗を掲揚しました。「Z」はアルファベットの最後の文字であり、「後がない、最後の決戦」の意味で使われました。

 この戦闘中、東郷元帥は終始敵弾にさらされる露天艦橋上で自ら陣頭指揮を執ったと言われています。

 リーマンショックで業態を問わず、大きな痛手を被った企業が多い中、東郷元帥のような気構えのリーダーがいる企業が、新たなチャンスを掴んでいくような気もします。

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