WTI米エネルギー情報局(EIA)は7日発表した月報で、2009年の世界石油需要見通しを日量8385万バレルと、6月発表の前回見通しから上方修正。予想以上に強いアジア経済にけん引され、世界経済が徐々に回復するとの観測が理由。

 米国に次ぐ世界第2位の石油消費国、中国の第3・四半期の原油需要は日量平均
839万バレルとなり、前年同期の水準を3.6%(同29万バレル)上回る見通し。中国の需要見通しも、前月発表の見通しから同12万バレル上方修正された。

 第4・四半期の世界原油需要見通しは日量平均8487万バレルで、前年同期比
1.04%(同90万バレル)増とされ、前回見通しからは同14万バレル上方修正。2010年の需要見通しは、従来予想から38万バレル上方修正し、8479万バレルとした。

 本日の時事通信社「アナリストの目」にも書いたが、テクニカル面の悪化もあり、目先は下値試しだが、金融市場が昨年のようなパニック的な状況とならなければ、新興国の需要増・ハリケーンリスクもあり、Y波動へ移行していくのではないか?

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