昨日の米株価の上値抑制要因になったのが、ABCテレビで報じられたウォーレン・バフェット氏のマーケットに対する見方。

 「失業率は引き続き上昇する可能性があり、11%に達しても驚きではない」
 
 「米国民は2008年第4・四半期、景気低迷に由来するシステムへのショックに苦しんだが、この状態はすでに改善している」

 「われわれは急降下はしていないが、回復もしていない」
 
 「リセッションがいつまで続くか分からない。米経済に特効薬はない。」

 「追加景気刺激策は必要になるだろう。万能の解決策ではないが、正しい選択だ。骨抜きにされることのないよう望む」

 オバマ政権は、現時点で追加対策が必要とはみていない、としているが、バフェットはオバマ政権に近いだけに注目された。

 バフェットは、昨年の金融危機の際に、ゴールドマンサックスの株を1株115ドルの行使価格で5年間いつでも購入できる権利を取得したと報じられていたが、ゴールドマン・サックスの自己売買部門は史上最高の利益を上げ、株価は上昇中。やはり、割安になった優良株は妙味があった?

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