私が小学生の頃、学校には土俵があり、地元の力士である横綱輪島が活躍していたこともあり、相撲が盛んであった。

 昨日は、朝青龍が、34年ぶりの決まり手となる「やぐら投げ」で日馬富士を下した。両力士ともモンゴル出身だが、次の次のモンゴル大統領は、朝青龍との声も、地元ではあるとモンゴルで鉱山関係の仕事をやられているから伺った。確かに朝青龍に問題がない訳ではないにしろ、異文化の世界からトップを取った苦労・過程は並大抵のものではなく、日本のメディアの異常な朝青龍攻撃は行き過ぎを感じる。

 NHKで放送されていた「マンホールチルドレン」を見た時には、モンゴルの貧困からくるハングリーさは、日本ではとうてい想像できるものではなく、モンゴル力士の強さは、単にモンゴル相撲をやっていたと言うだけでなく、こういう国家状況からも生まれるのだろうな、と感じた記憶があります。

 また、モンゴルは、ウランなどの戦略物資を始めとする資源国家として注目されてくる可能性は高い。せっかく相撲という共通言語で繋がっているのだから、国家戦略としての付き合い方、報道の仕方も考えて良いのではないか?

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