全国的に曇りや雨の日が平年に比べて多くなったことや、九州北部から東海地方にかけて梅雨明けが記録的に遅くなった要因の一つに、エルニーニョ現象が挙げられるが、気象庁は10日発表した7月のエルニーニョ監視速報で、「現在発生しているとみられるエルニーニョ現象は、冬まで持続する可能性が高い」との見通しを示した。

 同庁は、太平洋赤道域中部では表層水温のプラス傾向がやや弱まったものの、依然
として太平洋赤道域のほぼ全体で暖水の蓄積が見られることから、今後しばらくは東部の海面水温のプラス傾向が維持されると予測、エルニーニョ現象は冬まで持続する可能性が高いとしている。

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