夏らしくない雨・雨・雨の毎日で、作物の低温・日照不足に加え、豪雨による苗が倒れる被害も予想される。
今年のシカゴ穀物市場の天候相場は、現在のところ不発に終わっているが、小豆・粗糖などは、今年の異常気象を映して、暴騰している。
秋には果樹などの被害も予想されているが、残念ながら果樹の先物は、国内では上場していない。
今年のような異常気象時に、米や果樹が上場していれば、農家は天候被害をヘッジできるのにと強く感じる。
関係各者も、今年の異常気象を単に眺めるだけでなく、先物市場の存在意義を訴える材料にして欲しい。一般消費者や農家には、非常に切実で分かりやすい題材だと思うのだが。。。