25日には米商品先物取引委員会(CFTC)は、先物市場の大口トレーダーが保有するポジションの詳細を示した新たな報告を、8月末までに発行する、としていたが、27日になって、より細分化した建玉明細報告を28日には発表しないことを発表。

 CFTCは、新たな建玉明細では、生産者および最終消費者からスワップ・ディーラーのポジションが区別され、さらには、「非商業筋」つまり投機家から、ヘッジファンドが区分けされる予定だった。

 当欄でも何回か書きましたが、投機規制の動きは、短期的にはエネルギー市場の上値を抑える要因となろうが、主要なインデックスファンドを運用するS&P、ゴールドマンサックス、ダウジョーンズ、UBS(AIGから移行)の方が、政治権力という意味では、ある面CFTCよりも強力で、結局は妥協案的な規制にしかならないと思われる。

 ゲンスラーCFTC委員長は、ゴールドマン・サックス出身で、クリントン政権下の1997年に財務次官補(金融市場担当)、1999年に財務次官(国内金融担当)を務めた経験を持ち、グリーンスパン時代には、規制緩和に賛同、エンロン、AIGの過剰デリバティブ取引及びその崩壊を招いた戦犯の一人とされる人物。

にほんブログ村 先物取引ブログへ
  にほんブログ村 先物取引ブログ 先物投資情報へ