48ed0d8b.jpg 今週の注目材料の米雇用統計ですが、経済指標の中でも特に、注目度合いが高い指標です。夏時間(4月〜10月)で日本時間の21時30分、冬時間(11月〜3月)では22時30分に発表されます。

 この雇用統計が重要視されるのは、米国がGDPの60〜70%を個人消費で占めらている消費大国なので、雇用情勢が米景気にダイレクトに影響する事が予想されるためです。

 雇用統計の中には、「失業率」「非農業部門雇用者数」中心として、「週労働時間」「平均需給」など。「製造業就業者数」「小売業就業者数」「週労働時間」・「平均時給」など10数項目が発表されます。この中で注目の高いのが「非農業部門雇用者数」、「ノンファーム・ぺイロール」と英語で呼ばれているものです。「失業率(Unemployment Rate)」は重要な指標ですが、統計の性格上、景気の動きに対して遅行性があるのに対して、「非農業部門雇用者数(Nonfarm Payrolls)」は、農業以外の事業者の給与支払い台帳から雇用者数を推計したもので、速報性が高いと言われています。

 ポイントは、他の経済指標と同じく事前予想との乖離がどの程度あるかになります。

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