中国自動車工業協会が昨日発表した9月の新車販売台数は、前年同月比77.9%増の133万台となり、過去最高だった115万台(今年4月)を大幅に上回った。

 9月の米国の新車販売は、政府助成の打ち切りで約75万台にとどまり、中国が2カ月ぶりに「世界一」に返り咲き。
 
 1〜9月の累計販売台数も前年同期比34.2%増の966万台に達し、08年(938万台)を上回り、1千万台に迫った。同協会は「10月中旬には1千万台を超え、09年年間では1200万台を超える可能性が高い」とみている。

 小型乗用車の購入者を対象とした減税効果もあり、乗用車販売台数は前年同月比83.6%増の102万台となり、単月で初めて100万台を超えた。

 ここ数年、上海取引所や中国ゴム協会と行っている中国でのゴムセミナーには、中国の当業者以外にタイヤメーカーや自動車会社の方達も多く参加されているが、彼らに聞いてみると、昨年末のリーマンショック状況から完全に立ち直った感が強いとの事。景気の良い話が、どんどん聞こえてくる。

にほんブログ村 先物取引ブログへ
  にほんブログ村 先物取引ブログ 先物投資情報へ