文部省の検定教科書をいっさい使わず、中勘助の小説「銀の匙」を元にした独自教材で、灘高校を東大進学日本一に導いた橋本先生のNHKのドキュメンタリー番組を観ました。橋本さんは、神戸の灘中学・灘高校で50年間教壇に立ち、かつては無名だった同校を、私立としては初めて東大合格者数日本一に押し上げた「伝説の国語教師」です。
「授業のカリキュラムは詰め込みに限る。ただし、嫌がるものを無理に詰め込むのではなく、好きにさせておいてから詰め込む。その土台さえできれば放っておいても生徒のほうからどんどん吸収していく」を持論とし、生徒のために、毎日夜中の2時、3時までガリ版を刷り、一番鳥の声を聞いたことも珍しくなかったという橋本先生の姿勢が生徒達のやる気を喚起させたのではないか。
教え子達の中からも優秀な逸材が多く輩出している。
教師の不祥事が数多く報じられる現在、橋本先生のような先生が増えれば、学校も日本も良くなると感じる。
橋本先生は昨年「源氏物語」の現代語訳を8年がかりで完成させられました。95歳の現在、新たに「銀の匙」教本に取り掛かられています。
その姿勢に学ぶべき事が多い番組でした。
「授業のカリキュラムは詰め込みに限る。ただし、嫌がるものを無理に詰め込むのではなく、好きにさせておいてから詰め込む。その土台さえできれば放っておいても生徒のほうからどんどん吸収していく」を持論とし、生徒のために、毎日夜中の2時、3時までガリ版を刷り、一番鳥の声を聞いたことも珍しくなかったという橋本先生の姿勢が生徒達のやる気を喚起させたのではないか。
教え子達の中からも優秀な逸材が多く輩出している。
教師の不祥事が数多く報じられる現在、橋本先生のような先生が増えれば、学校も日本も良くなると感じる。
橋本先生は昨年「源氏物語」の現代語訳を8年がかりで完成させられました。95歳の現在、新たに「銀の匙」教本に取り掛かられています。
その姿勢に学ぶべき事が多い番組でした。