昨晩の海外市場では、米新規失業保険申請件数は事前予想比少なかったが、原油下落や米株安の中、ドル買戻し圧力が強まり、ドルは対主要通貨で全面高。
 ドル買戻しの主因はポジション調整と見られるが、独政府による一部独地方金融機関の救済報道が、リスク回避の一因に。また、ガイトナー米財務長官が来日に際し「強いドルは極めて重要」と述べ、古本財務政務官も「強いドルになってほしい」と述べたと報じられたことも意識された。
 
 APEC財務相会合の共同声明では為替に関してG7共同声明のように中国が言及されることにならなかった。

 本日はユーロ圏3QGDP、米貿易収支およびミシガン大消費者信頼感指数が控えている。アジア時間の為替は、材料難から動意の薄い展開か。ドル円は保合いに収斂中。

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