091114_1806「米商いは上げ下げ二つより出て、心の道のおおきこと糸筋の如し」

 ここで言う「糸筋」とは、気持ちの迷いのことです。相場は上がるか下がるか、2つにひとつなのに、惑わすものが多い。このことは、時代は変われど、いつの時代も同じこと。

 しかし、宗久は「それが相場というもの」と言います。

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