「BRICs」と言う言葉を産んだことで有名なゴールドマン・サックスのジム・オニール氏は17日付の英夕刊紙イブニング・スタンダードに寄稿し、中国は18年後の2027年までに米国を抜いて世界一の経済大国になると予測。

 これまで同氏は41年までに世界1になると予想していたが、これを繰り上げた。

 昨年の中国の国内総生産(GDP)はドル換算ベースで約4兆3000億ドルで、米国と日本に次いで世界3位だった。

 ジム・オニール氏は「来年末までに5兆4000億ドル前後になり、日本を楽々追い越して世界2位になるだろう」と述べ、41年に米国を抜く可能性があると03年に予想した際、パイプドリーム(夢想)にすぎないと考えた人々も少なくなかったが、実際にはもっと早く、18年後には世界1になりそうだ」と述べた。

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