相場格言

本間宗久

相場、二三ヶ月も高下なく、又通いにておる時は、十人が十人退屈し、強気の人も弱気に赴き、売り方の人は図に当たると心得え、なおなお売り込み、その後 決して上がるものなり。その節さてこそと弱気強気とも一つに成り、一度に騒ぎ立て買い返す故、俵飛ばし急上げになるなり。十人が十人片寄る時は決してその 裏来るものなり。考えの通りに来るものなれば心易きものなれども、右様には来たらず、考えに及ばざるなり。陰陽自然の道理なり。

本間宗久

此の米是非、是非上がるべし、今日中に買うべしと進みたち候節、二日待つべし。是非、是非下ぐべしと売り気進む時は、是又、二日待つべし。是極意の秘伝なり。すべて、天井値段の時に成っては、見計らい第一なり。天井値段出る時は、売るべしの心専一なり。底値段の節は買うべしの心専一なり。この心掛け忘るべからず。

本間宗久

足らぬものは余る、余るものは足らぬと申すことあり。但し、多きものは諸人沢山と心得、油断して覚悟せず、それゆえ極意不足するなり。不足なる物は人々、油断無く、覚悟してととのへ置く故、極意は余るなり。

本間宗久

人の商いうらやましく思うべからず。但し、うらやましく思う時は、その時の相場の位を弁えず、唯うらやましく思う心計りにてする故、手違いになるなり。

本間宗久

もうはまだなり、

まだはもうなり。

本間宗久

商内は踏み出し大切なり。
踏み出し悪しきときは、決して手違いになるなり。
また、商内進み急ぐべからず、
急ぐ時は踏み出し悪しきと同じ

本間宗久

それ難平して利を遂げざるは、
多く初めより難平する覚悟非ずしてその負け惜しみに難平する故なり。

難平するものは初めよりその心当てをいたし、
初め米少し仕掛けその米を助くるなり、
そのはじめを少しにするは遠くに致すところなり。

本間宗久

「迷わば休むべし、相場は常にあり、決すれば進むべし、機は瞬間に去る」

本間宗久

「米買うべしと見込み候時、二俵方も引き上がる時は、買い遅れじと心得、かえって売り方になることあり。はなはだ誤りなり。買い遅るる時は、唯買い場を待つべし」

本間宗久

急に下げ、急に上がる相場は天井底の日限定まらず、見計らいを取りて仕舞うべし。
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