旗は鳴る鳴る ラッパは響く

相次いで歓迎の意向(中国・ロシア・韓国)

 北朝鮮が核・ミサイル実験の中止を表明したことに、中国やロシア、韓国も相次いで歓迎の意向を示している。

 中国外務省の陸慷報道局長は21日、「朝鮮(北朝鮮)の決定は緊張緩和、半島の非核化の推進に資する」と評価。3月26日の中朝首脳会談で両国が急速に関係改善する中、陸氏は、北朝鮮が「経済発展に集中する」とした点を強く支持。中国が最大の後ろ盾として北朝鮮を支え、影響力を高める意欲を示した。

 露外務省のザハロワ情報局長は21日の声明で、「朝鮮半島の緊張緩和と北東アジア情勢の正常化に向けた重要な一歩となる」と評価。インタファクス通信によると、下院外交委員会のチェパ副委員長も「北朝鮮が西側の脅威を感じなければ、地域の非核化を実現できる。今日はその提案が実質的に実現された」と歓迎した。

 一方、南北首脳会談を控える韓国大統領府は「北朝鮮の決定は全世界が願っている朝鮮半島の非核化に向けた意味ある進展だ」と評価したうえ「南北首脳会談と米朝首脳会談の成功に向けた非常に肯定的な環境作りにも寄与する」と歓迎するコメントを出した。

全国世論調査

毎日新聞は21、22両日に全国世論調査を実施し、安倍内閣の支持率は30%で、3月の前回調査から3ポイント下落した。不支持率は49%で同2ポイント上昇。2カ月連続で不支持が支持を上回った。

2国間の自由貿易協定(FTA)の締結を目指す

 ムニューシン米財務長官は21日の記者会見で、日本との新たな通商協議で2国間の自由貿易協定(FTA)の締結を目指す考えを表明。「2国間協議によって自由で公正かつ互恵的な貿易を求める」と主張し、対日貿易赤字の削減を求めていく考えだ。また、中国との貿易摩擦の解決に向けて、近く訪中する意向も明らかにした。

 ムニューシン氏は20日閉幕した20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議などに参加し、ワシントンの国際通貨基金(IMF)本部で記者会見した。対日FTAの締結を目指すかと問われて「その通りだ」と明言した。

世界銀行、8年ぶり増資

 新興国や途上国向けに融資をしている世界銀行グループは21日、計130億ドル(約1兆4千億円)増資すると発表。増資は2010年以来8年ぶり。

 米ワシントンで開かれた世銀と国際通貨基金(IMF)の合同開発委員会で決めた。130億ドルのうち、日本が約11億ドル(約1184億円)を負担する。
 今回の増資に伴い、世銀の運営に対する影響力を示す「投票権比率」は、中国が4・45%から5・71%に上がる。中国の出資比率が高まり、その分、発言権も強まる。ただ、順位は1位米国、2位日本、3位中国で変わらない。

石油価格は人為的に極めて高い(トランプ大統領)

ト ランプ大統領は20日、ツイッターで「石油価格は人為的に極めて高い。受け入れることはできない」と書き込み、協調減産などが相場に影響を及ぼすOPEC(石油輸出国機構)を批判。

 トランプ氏は「またOPECのようだ。石油を満載した海上の船を含め、記録的な量の石油があちこちにある」と投稿。実際は引き続き供給余剰の状態にあるにもかかわらず、石油価格が値上がりしていることに不満を示したとみられる。

国際アルミニウム協会(IAI)

国際アルミニウム協会(IAI)が20日発表した統計によると、3月の世界アルミ新地金生産量(中国を除く)は223万2000トンと、2月実績の201万トン(改定値)を上回った。

日量平均は7万2000トン(2月は7万1800トン)。

共同閣僚監視委員会(JMMC)

 石油輸出国機構(OPEC)加盟国と非加盟国による共同閣僚監視委員会(JMMC)は20日、サウジアラビアのジッダで会合を開いた。

 次回の会合は9月下旬にアルジェリアで開催される。

ファリハ・エネルギー産業鉱物資源相

 サウジアラビアのファリハ・エネルギー産業鉱物資源相は20日、石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国の会合が行われた当地で、世界の石油在庫水準について、ピーク時から減少したが、まだ十分ではないとの認識を示した。

 ファリハ氏は、「現段階で(在庫は)約28億バレルだ。これは、ピークだった2017年の31億2000万(バレル)を大幅に下回る水準だが、供給過剰が顕在化し始めた時の水準をまだ上回っている」とし、「忍耐強くならなくてはいけない。早まったことはしたくない。自己満足したくない」などと語った。

 また、需要が不透明な一方、供給は予想より速いペースで増えており、石油市場には変動要因がまだ多く残っていると述べた。

米国内石油リグ稼働数

米石油サービス会社ベーカー・ヒューズが20日公表した統計によると、同日までの1週間の国内石油リグ稼働数は、前週比5基増の820基だった。

GS見通し(原油)

 ゴールドマン・サックスは、世界の原油需要の伸びは今年も引き続き堅調で、原油在庫の一段の取り崩しに寄与するとの見通しを示した。

 ゴールドマンは19日付の報告書で「先進国市場の勢いが強く、新興国の成長が加速していることも相まって、原油需要の伸びはコンセンサス予想を上回る水準を維持する」と予想。2018年の原油需要について前年比日量185万バレル増と見込んだ。

 18年の原油需要はこれまでのところ、ゴールドマンの楽観的な見通しに沿ったものとなっており、1〜3月期の需要は前年同期比で日量255万バレル増と、四半期ベースで10年10〜12月期以来の大きな伸びを記録した公算が大きいという。

 ただ、3月は季節要因などで需要の伸びは減速。このほか、中国の統計の不安定さや貿易をめぐる緊張の継続、原油高による影響の恐れなどから、ゴールドマンは堅調な需要の維持に関しては懸念が高まっていると指摘した。
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