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ジム・ロジャーズの見方(米国株)
ジム・ロジャーズの見方(世界経済)
ジム・ロジャーズの見方(ドル円)
ジム・ロジャーズの見方(ロシア)
ジム・ロジャーズの見方(商品)
Q:「原油価格の低迷などが目立っています。商品市況の見通しはどうですか。」
A:「商品の種類ごとにより異なる。金や銀はまた買う機会があるだろうが、今ではない。一方、原油価格はサウジアラビアによる販売価格引き下げをはじめ、地政学的な思惑や米国のシェールガスを押しとどめるためなど各種の“人工的な理由”で押し下げられた面が大きい。本来的な理由からの下落ではないので、いま原油を売りはしない」
「割安感があり買いたいのは、砂糖などの農産物だ。日本の農家は平均年齢66歳、米国やオーストラリアは58歳、カナダも極めて高齢。英国の農業分野では自殺率の高さが問題となっている。若い人が別の道を選ばざるを得ないように、産業自体が厳しい状態にある。つまり、このまま食糧不足に陥らないためには、農産物の価格上昇が必要になる」
A:「商品の種類ごとにより異なる。金や銀はまた買う機会があるだろうが、今ではない。一方、原油価格はサウジアラビアによる販売価格引き下げをはじめ、地政学的な思惑や米国のシェールガスを押しとどめるためなど各種の“人工的な理由”で押し下げられた面が大きい。本来的な理由からの下落ではないので、いま原油を売りはしない」
「割安感があり買いたいのは、砂糖などの農産物だ。日本の農家は平均年齢66歳、米国やオーストラリアは58歳、カナダも極めて高齢。英国の農業分野では自殺率の高さが問題となっている。若い人が別の道を選ばざるを得ないように、産業自体が厳しい状態にある。つまり、このまま食糧不足に陥らないためには、農産物の価格上昇が必要になる」
ジム・ロジャーズの見方(日本株)
ジム・ロジャーズの見方(衆院解散・総選挙)
Q:「消費税の引き上げ議論と絡め、早期に衆院解散・再選挙があるとの観測も浮上しています。」
A:「本来は、税負担を引き下げて経済を活性化させる方が良い。だが、もし増税せざるを得ないなら、他の税より消費税の引き上げは悪影響が少なくマシだと思う。今の日本では消費を抑制する代わりに、貯蓄や、生産性の向上につながる設備・教育などへの投資を促進するような増税の仕方をすべきだ」
「衆院を解散すれば、株価は上昇する可能性が高い。集票のためのばらまき的な発言などを人々が取りあえず歓迎し、つかの間のバブルが訪れるかもしれない。日本株の水準は底値から既に2倍になったが、3倍に達することもあるだろう。だが長期的には、安倍氏の再選やそれによる政府・日銀の政策継続が、日本にとって最も危険なこととみている」
A:「本来は、税負担を引き下げて経済を活性化させる方が良い。だが、もし増税せざるを得ないなら、他の税より消費税の引き上げは悪影響が少なくマシだと思う。今の日本では消費を抑制する代わりに、貯蓄や、生産性の向上につながる設備・教育などへの投資を促進するような増税の仕方をすべきだ」
「衆院を解散すれば、株価は上昇する可能性が高い。集票のためのばらまき的な発言などを人々が取りあえず歓迎し、つかの間のバブルが訪れるかもしれない。日本株の水準は底値から既に2倍になったが、3倍に達することもあるだろう。だが長期的には、安倍氏の再選やそれによる政府・日銀の政策継続が、日本にとって最も危険なこととみている」