金に関しては、
 ・原油と比べて過熱感は低い。52週移動平均線乖離率・CFTC建玉明細大口投機玉動向など。

 ・仮にウクライナ停戦がまとまっても、インフレ懸念に対するヘッジ買い、FRBの政策決定ミスに伴う株安に対するヘッジ買いなどが下値を支えそう。

 ・今回のロシアによるウクライナ侵攻は、基軸通貨ドルに対する挑戦でもある。米国の覇権・ドルの基軸通貨体制の継続性を考える上でターニングポイントとなる。

 ・ロシアに対して厳しい制裁案が浮上しているものの、今後何回か繰り返されるだろう停戦協議を進めていく中で、骨抜きになるものも出てくる。

 ・振り上げた拳の熱は、時間経過と共に冷めていく。

 ・ただし、新・冷戦時代が始まるとすれば、旧ソ連崩壊以降のグローバリゼーションの時代における低物価体制は終焉。ブロック経済化に伴うコスト高がインフレ懸念を高める。


以下は1月の新年展望で掲げたNY金の長期上値目標値

 ・月足長期波動で、1999年8月安値を起点にエリオット波動でカウントしてみると、
  ・2011年9月高値までの上昇が第1波。
  ・2020年12月安値までの下げが第2波。
  ・現在は第3波形成、と仮定すると、

上値目標は、
    第1波と同値幅なら2705.3ドル。
    第1波の1.618倍なら、3730.6ドルが上値目標としてカウント可能。

また、一目均衡表からの上値目標値は、以下がカウントできる。
    N値=2668.9ドル
    V値=2777ドル
    E値=3534.3ドル