原油見通し

〜ウクライナ侵攻で変わるマーケットシナリオ〜

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「日産証券緊急特番」 〜ウクライナ侵攻で変わるマーケットシナリオ〜
の1回目が放送されました。

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第二回目は明日の同じ時間から。

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NY原油(チャート分析)

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NY原油(4月限)は続伸も、高値は売られて長い上ヒゲ形成。陰線引けとなった。RSIは高水準で短期的な買われ過ぎ感を示唆。短期調整安が意識されるチャート形状。3月9日は、メリマンの重要変化日でもある。

2021年12月安値〜2022年3月高値までの上昇に対する38.2%押しは104.27ドル。半値押しは96.17ドル。61.8%押しは88.07ドル。

90ドル〜95ドル水準は価格帯別出来高の厚い下値支持帯。

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一方、ストキャスティクスは、逆行現象でデッドクロス。基準線〜転換線が下値支持帯。

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52週移動平均線乖離率は、過去最高水準。

原油見通し

原油に関しては、

・3月18日のオプション納会絡みの動きが一巡すると踏み上げが意識される。

・イラン核合意復帰協議合意のヘッドラインが流れても、ロシア輸出分はカバーしきれいない。

・合意しても、イランの対応を見極めた(3ヶ月前後)あとで、実際の輸出再開になる見通しで、ヘッドラインが出ても、直ちに需給改善される訳ではない。

・暖房油需要が頭打ちとなる時間帯だが、春〜夏にかけてガソリン需要が伸びてくる。

・短期的な買われ過ぎ感に対する調整は予想されるものの、株価の大暴落等がなければ、需給からは調整幅は限定的で100ドルが地相場になる可能性は残る。

反動狙いのタイミングは?

金や原油に関してはオーバーシュートが生じた場合、その後には、それ相応の反動も予想されるものの、現段階では金については、トレイリングストップでの利益確定売りは良いものの、値頃での新規売り、株価に関しては値頃での買いは避けたいと考える。

過熱感を伴った相場は下げ局面でも上げ局面でも、往々にしてオーバーシュート気味の値動きとなる。その大波に飲み込まれないように注意したい。想定シナリオは正しくとも、資金配分を間違えば、相場予想は当たったのに、儲からなかったとなりかねない。

出来高を伴い金であれば長い上ヒゲ確認、株価であれば長い下ヒゲなどのチャート上の天底パターンを確認してからの、反動狙い出動としたい。

7年4カ月ぶり高値更新(原油市場)

お客様用メニュー「市場分析レポート」に

「7年4カ月ぶり高値更新(原油市場)」を更新してあります。

参考にして頂ければ幸いです。

原油見通し

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NY原(2月限)は、2014年10月以来、7年3カ月ぶりの水準に上昇した。

ロシアとウクライナ情勢の緊迫化に加えて、サウジアラビア主導の連合軍が報復措置でイエメンの反政府武装勢力フーシ派が支配する同国の首都サヌアを空爆したことで地政学的リスクが高まった。

イエメンの反政府武装勢力、フーシ派がアラブ首長国連邦(UAE)の首都アブダビでドローン(無人機)と弾道ミサイルで行った攻撃により、アブダビ国営石油会社(ADNOC)の貯蔵施設付近で燃料タンクが爆発し3人が死亡。これに対する報復措置としとて、サウジアラビア主導の連合軍がフーシ派が支配する同国の首都サヌアを空爆して14人が死亡した。

また石油輸出国機構(OPEC)月報で今年の石油市場について、旺盛な需要により価格は支持されるとの見方を示したことも材料視された。

2021年12月のOPEC加盟国産油量は日量2788万バレルと、前月比16万バレル増の日量2788万バレルになった。複数の国が生産目標を大きく下回っており、石油の供給不足が鮮明となった。
「OPECプラス」は昨年12月の生産目標として、イランやベネズエラ、リビアを除くOPEC加盟10カ国で2430万バレルと決めていた。しかし、10カ国の産油量は2367万バレルにとどまった。国別に見ると、アンゴラは116万バレル(生産目標は139万バレル)、ナイジェリアも133万バレル(同166万バレル)となり、いずれも大きく下回った。また、サウジアラビアも993万バレル(同1001万バレル)にとどまった。リビアとナイジェリアは前月から減産となった。

2022年通年の世界石油需要見通しは日量1億0080万バレルと、前年比同420万バレル増となる見込み。新型コロナウイルスのオミクロン株感染拡大と政策金利上昇が予想されるものの、世界の石油需要は好調な伸びを示すと見込んだ。1億バレル超を記録するのは19年(年間ベース)以来。

2021年11月の経済協力開発機構(OECD)商業石油在庫は27億2100万バレルと、前月比1600万バレル減となった。

米大手金融機関、ゴールドマンサックスは、旺盛な原油需要を背景にブレント原油について、2022年第3四半期(7〜9月)、第4四半期(10〜12月)の平均予想価格をともに100ドルとして、これまでより20ドル上方修正した。また、2022年通年も96ドルとして、15ドル上方修正。2023年は105ドルとして、20ドル上方修正した。


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 米国家安全保障会議(NSC)のエミリー・ホーン報道官は18日、バイデン政権が景気回復を損ねかねない原油価格上昇に対処する必要が生じれば、そのためのツールはまだあると語ったが、市場は打つ手が限定的なことを見透かしている感。

CRB指数のスーパーサイクル入りが意識される中、価格帯別出来高の厚い75〜82ドル水準の下値支持感が高まっている。

200日移動平均線との乖離率も、依然として大きな過熱感ある水準ではない。

産油国の供給障害を伴う地政学リスクが発生した場合、心理的節目100ドルは、単なる通過点となる可能性もある。

ロシア軍の国境付近への部隊集結でウクライナ情勢が緊迫する中、ベラルーシのルカシェンコ大統領は17日、ポーランドやウクライナとの国境に近い西部や南部で2月にロシアとの合同軍事演習を行うと発表。

ウクライナ情勢を巡り、北大西洋条約機構(NATO)とロシアが協議する「NATO・ロシア理事会」の再開催が模索されているが、双方の主張は平行線を辿ったまま。

更に、イランの核合意復帰交渉も難航している。

安価かつ高性能のドローン武器普及で、産油国精製・貯蔵施設の攻撃が容易となっている。

戦略備蓄放出も、原油市場の調整は限定的、変異株が波乱要因

みんこもコラム「戦略備蓄放出も、原油市場の調整は限定的、変異株が波乱要因」を寄稿しました。

参考にして頂ければ幸いです。

時事通信社「アナリストの目」

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本日の時事通信社「アナリストの目」に寄稿しました。

参考にして頂ければ幸いです。

私の原点・視点

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葉千栄先生の番組に、久しぶりに出演。

STOCK−VOICE(金・原油)

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本日の放送は、金・原油・インフレ・米金利見通しについて。
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