石油輸出国機構(OPEC)

世界経済の回復の兆候が見えつつあるが、回復ペースは緩やかで段階的なものになるとして、2010年の世界の石油需要は、前年比日量50万バレル増加予想。中国や中東、中南米で需要が伸びる一方、経済協力開発機構(OECD)の需要が減少するとの予想で、従来予想を据え置いた。
OPECNO減産順守率は65%に低下している模様で、抜け駆け増産が継続すようなら上値抑制要因となろう。
今晩の注目材料は、EIA週間在庫。事前予想は、原油が前週比240万バレル減少、留出油が同130万バレル増加、ガソリンが同60万バレル増加。製油所稼働率は86.7%(前週比−0.5%)。
NY金が1000ドルを維持しており、API週間在庫の結果と大きな乖離がなければ、NY原油の下値も限定的と考える。


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